こんにちは!
まんがマーケッターのありす智子です。
前回は、
言葉で伝えにくいことを
マンガで分かりやすくした
5つのパターンと事例をご紹介しました。
今回は、心を動かすストーリーの力について描きますね!
情報もモノも溢れている今の世の中、品質が良いだけではなかなか商品は売れません。
ですが、ストーリーを聞いて欲しくなることってありますよね。
私もTVで『カンブリア宮殿』で紹介されている会社のストーリーに共感し、思わず買ってしまうことが多々あります^^;
なぜ、ストーリーが効果的なのか?
ストーリーがもつ3つの力
をご紹介します。
1、人は本能でストーリーを求めている
→ストーリーなら読みたくなる
2、ストーリーは人の感情を動かす
→だから、行動につながる
3、ストーリーは共感される
→口コミ・シェアされやすくなる
それぞれもう少し詳しく書きますね!
1、人は本能でストーリーを求めている
リサ・クロン著『脳が読みたくなるストーリーの書き方』の中では、こんな一節があります。
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そもそも物語は、
人間の生命を維持する特定の情報を共有するため、仲間をまとめる方法として生まれた。
人間の神経回路が物語を求めるようにできている。
この陶酔感のおかげで、人間は個々の物語が伝える大量の教訓を吸収し、熱心に学ぶ生徒としてしつけられていく
〜(中略)
著名な認知科学者でハーヴァード大学教授のスティーヴン・ピンカーは、
人間が物語を求める理由をこう説明している。
「物語は、いつか私たちが直面するかもしれない人生の難問や、
そのときにとれる戦略の結果をとりそろえた心のカタログを提供してくれる。」
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つまり、
「こんな風に狩をしたら上手くいったよ」
「こんな風にしたら失敗したよ」
という他の人のストーリーを知ることで、生存確率を上げられるので、人はストーリーを求める本能があるということです。
だからついつい、
物語の続きは気になるし
人の噂話を聞いちゃったり
4コママンガはつい見ちゃうんです。
だから、
ストーリーなら読んでもらいやすくなります。
2、ストーリーは人の感情を動かす
論理的な文章、説明文とストーリーでは
反応する脳の場所が変わります。
違いを簡単に説明すると↓こんな感じ。
マンガもストーリーですが、
このような効果があります。
3、ストーリーは共感される
→口コミ・シェアされやすくなる
広告よりも
知人のSNSでシェアされたり
友人に紹介されたものの方が、
商品への信頼度が高いですよね?
なのでバズらせる!まではいかなくても
一つでも多くの口コミやシェアを生み出していきたいもの。
ですが、
◉料理が美味しいお店
と
◉ストーリーが面白いお店
だと、
ストーリーが面白いお店の方が
紹介を話しやすいし、
書きやすいし、
記憶に残りやすいんです。
いかがでしたか?
ストーリーは良さそうだけど、実際にどんな風につくったら良いのか?
そんな方のために次回は、
実際にどんな風にストーリーを作っていくのか?マンガの場合は?などについて描きますね!
では、また!