こんにちは!
ありす智子です。
前回のメルマガで、
スープストックトーキョーが
ファミリー層向けに
「100本のスプーン」という
お店を作ったものの、
いまいち方向性がはっきり
しなかった話を描きました。
(野崎瓦著
『自分が欲しいものだけ創る!』
の事例を参考に描いています)
つまり、事業者側の
「こんなのあったら良いじゃん」
を押し付けていたということ。
そこで、それまでの発想を捨てて、
100本のスプーンをゼロから
リブランディングしたんです。
そこでまず出てきたのが、
「こんなお店をつくろう!」
というメッセージを伝える
1枚のイメージ図。
そして、
お客様がお店で楽しんでいるシーン
一つ一つを具体的にイメージし、
それを一つのコンセプト
「コドモがオトナに憧れて
オトナがコドモゴコロを思い出す」
にまとめて、
その世界観を実現するための
具体策に落とし込んで
お店づくりをしていきました。
これ、
具体化と抽象化を
行ったり来たりしているんです。
イラストでまとめると
こんな感じ。
前々回で出てきた、
具体化と抽象化、
言語と非言語を
行き来しているという話にも
つながります。
マンガを描く時も、
ブランドを創る時も、
何かをつくり上げていくには
必ず必要なプロセスですね。
野崎さんは本の中で
最初に1枚のイメージを
持ってきたことについて、
こんなことを書かれています。
「コトバによって
やるべきことを縛っていくよりも、
イメージによって
妄想を拡張していく方が
プロジェクトの初期には
有効なんですよね」
ぜひ抽象と具体、
使いこなしていきましょう。
参考になれば嬉しいです^^
自分のビジネスの場合は
どんな抽象化と具体化が
できるだろう?と気になる方は、
▼こちらからご相談ください^^
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